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G-06 森屋 さおり 5年間が凝縮された長大戦

  • 執筆者の写真: 牟田 晃洋
    牟田 晃洋
  • 2019年3月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年7月27日

                             

初の大量部員 入部学年

 私たちの学年は女子部7人、男子部1人というこれまでにない大所帯でした。特に女子部が多く、人が多い分なにかとうるさかったり問題を起こしたりしてきました。七人七色個性の強い学年ではありましたが、先輩後輩に恵まれてデンタルに向けて楽しくときに厳しく一年間練習してきました。決勝トーナメント進出という目標を例年掲げてきましたが、今回は満を持してのデンタルでした。


女子部として初めての決勝T進出

 デンタルで覚えている試合といえば最後の長崎大学との試合くらいです。初の決勝トーナメントを決めた試合ですら覚えていないくらい長崎大学との試合が強烈でした。女子部としては初めての決勝トーナメント出場で、予選から決勝トーナメントにはいって初日の試合、そして最終日が長大戦でした。体力的にはもうヘトヘトでしたが、何とか決勝トーナメントで一勝をあげたいという気持ちは女子部全員がもっていたと思います。最後の試合の目標は勝つことと5年生全員出すことでした。同期の悠ちゃんが伸び盛りのときに怪我をしてデンタル前までほとんど練習ができなかったけれど、練習に顔をだしてチームを支えてくれました。そんな悠ちゃんが最後の試合のときにテーピングをガチガチにしてユニフォームを着たときにこれは何としてでも出場させなきゃと思いました。そんな中試合が始まりました。


みんなで勝ち取った勝利

細身で球技がちょっと苦手な伊藤田翔子、猪突猛進の楠原庸子、性格もバスケもおっとりしている土橋理恵、九大のゴール下の小林茉莉、パワー勝負の佐々木章子、5年間一緒に頑張ってきた6人は素人目ですが、どんどん上達してみんな試合で勝つ為に必要なプレーヤーになっていました。前半はリードして折り返しました。後半になって少し気が緩んで相手のエースにやられる場面が多くなってきました。体力も限界に近づいてきて最後の方は気力でプレーしていたと思います。試合終了直前まで僅差の攻防が続きましたが、コート上の5人の気持ちが強かったのと力強い応援で1点差で勝利することができました。試合終了後はみんなで泣いて喜びました。悠ちゃんとコートの上で一緒にプレーすることはできませんでしたがベンチもコート上の5人も一体となってプレーできたような試合でした。キャプテン在任中、先輩方が築いてきた女子バスケ部にこの一年間自分が経験者として何ができるか考え、女子部のみんなにバスケを今まで以上に好きになってもらうことを目標に掲げて練習してきました。多かれ少なかれそれがかなった瞬間でした。



 これから先バスケットに関してあんなすばらしい経験はできません。そんな時間を一緒に過ごしたすばらしい先輩、後輩、そして同期と出会えたことに感謝しています。






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