B-13 石橋 謙一郎 共有
- 牟田 晃洋
- 2019年3月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年7月27日
大学生にもなってなんで部活に縛られているのだろう。こんなことを考えたことは一度や二度ではない。こんな気持ちを抱えたにも関わらず、バスケットボール部で6年間を過ごしキャプテンまで任せてもらえた。しかし、年齢を重ねたせいもあるかもしれないが、卒業して早7年、厭だったこと、面倒だったことをふくめてすべてが良いものとしてよみがえってくる。これは過ぎ去ってしまわないとわからない感覚であるが、この思いに共感できるOB・OGは多いのではないだろうか。
バスケ部員の多様性
歯学部のバスケットの入ってくる部員にはさまざまいる。例えば、本当にバスケがしたい、友達を作りたい、先輩とつながりを持ちたい、対プリがほしい、などである。しかし、こんなさまざまな人たちが集まっているから、楽しくもあり、辛くもある。
共有すること、協力すること
私事であるが、キャプテン時代は(周りからどう映ったかわからないが)悩むことは多かった。ある時、私に向かって“試合に勝つ気があるのか”と問われた時が一番返事に困った。当然のことであるが、キャプテンとして任されている以上勝つ気がないはずなどなかった。ただ、いつも、できることならみんなで試合に出て同じ時間、同じコート、同じボールを共有したかったし、させたいと思っていた。応援することも試合を共有していることになるが、自分の出場した試合の応援はそれ以上の歓喜がある。今でも、私はみんなで物事を共有することで、新たな力になると考えている。これは単なる理想かもしれないが、協力し、共有することが今以上の力を出せると考えている。つらくても共有した思い出は、よきものに変わっていく。
通常OBであれば、今年こそは優勝の報告を期待していますというところであるが、全員試合に出ましたという報告もあってもよいかと思っています。今年の夏も部員一丸となって励んでほしいと思っています。
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