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B-23 山名 啓介 バスケ部での思い出と部活への想い

  • 執筆者の写真: 牟田 晃洋
    牟田 晃洋
  • 2019年4月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:2019年7月27日

この度、九州大学歯学部バスケットボール部の30周年記念に伴い寄稿文を書かせていただきます、43期の山名と申します。このような機会をいただきましたので、私のちょっとした思い出と、在学時代からずっと考えてきた部活への思いを綴らせてもらいます。


同級生がいなかった でも孤独ではなかった

 私は同学年に男子が一人しかいませんでしたので、先輩、後輩、そして同期の女子部に支えてもらいながらキャプテンをやり遂げました。特に当時の6年生には大変お世話になり、プレーで引張ってくれたりベンチワークもしてくれたり飲み会を盛り上げてくれたりと本当に助けてもらいました。


キャプテン時代に貫いたテーマ

 私がキャプテン時代に心に決めていたのが、「どんな状況でもチームをプラスの方向に向ける」ということでした。少し日本語が変ですが(当時のノートに書いてあったものをそのまま引用しています)、どんな状況でも悲観的にならず、強気に前向きに突き進んでいくということです。


 それを最も体現できたのがオールデンタル決勝トーナメント1回戦の日大松戸戦でした。


 前半で20点差はなされ厳しい状況。しかし九大のベンチに諦めムードはありませんでした。そして後半でひっくり返し勝利。この瞬間、自分が1年間やってきた「どんな状況でもチームをプラスの方向に向ける」は決して間違いではなかったと実感しました。


 そのデンタルは6位という結果に終わりましたが、最後の順位決定戦では全員出場するなど、思い出深い大会となりました。特にその試合後半の6年生チームでの出場の時は、6年生のためにこれまで以上にチームが一体化し応援しました。あの素晴らしい光景はずっと忘れることはないと思います。



続けること 辞めること

 私にとってバスケ部はとても居心地のよく楽しい場所でしたが、必ずしも全員がそういう訳ではないでしょう。私は部活は続けることに越したことはないと思いますし、続ければ必ずいいことがあると思っています。しかし、だからといって途中で辞めた人が間違いとは思いませんし、続けている人が正解というわけではないと思います。


 続けるのも勇気がいることですが、辞めることもかなり勇気が必要です。私は、バスケ部は辞めてしまった人を否定するのではなく新たな目標を応援してあげれる存在になってほしいと思います。お互いがお互いを応援できるチームになれば、皆にとって居心地の良い場所になると思いますし、外から見ても魅力的なチームになると思います。



 長くなりましたが、現役部員の皆さんは自分が決めた道を突き進んでください。途中で寄り道したり道を外れたとしても、新しい道を見つければ大丈夫です。バスケ部の今後の益々の発展を祈っています。





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