B-08 林田 淳之將 よく6年間もバスケをしたもんだ回想録
- 牟田 晃洋
- 2019年2月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2019年7月27日
この度創部20周年ということですが(祝)、現在のバスケ部の発展は、当時誰が予想できたでしょうか(個人的には早いもので卒後10年になり、現在の体の衰えを、当時の私は全く予想していませんでした)。今では、年に数回医局対抗バスケ大会などでプレーするだけですが、なんでこんなにキツいスポーツをやっていたのかと、筋肉痛と戦いながら思います。そんなバスケ部になぜ入部して続けることになったのか?と当時を回想してみました。
入学当初
九州大学に合格した時は、絶対に全学アメフト部に入ると決めていました。しかし、アメフト部の方に『自分は歯学部だ』と告げると、なんとなく且つやんわりと入部を断られました(笑)。中学高校時代はバスケ一辺倒でしたが、高校生の夏に引退してからは、同級生たちとアメフトの練習に励み準備していたのに‥‥。正直がっかりでした(涙)。
そんな折、歯学部の新歓合宿で当時キャプテンだった津田さんの勧誘を断りきれず(医学部バスケ部OBの田川先生←中学の同級生、の紹介状があったみたい)、後日体育館にお邪魔し、練習に少々参加したところでまたまた津田さんに『レギュラー決まりだ!』とおだてられ、そのまま「餃子の王将」でビールを頂きながら熱い思いに触れ(この時の津田さんは一緒に飲んでも恐ろしくなかった)、入部することになりました。きっとアメフト部に断られた反動だったのでしょう。入部後は週に1回1時間の練習のみでしたが(少)、小泉さんの得点力に頼りながら(楽)、デンタルでは6位になりました。翌年も楽に予選を突破し、バスケ部は順風満帆の時代でした。
上級生引退後の混沌期
しかし5、6年生が相次いで引退、ふと気づくと、部員は1、2、3年生で7人くらいのちっちゃな同好会みたいになっていました(笑)。試合ではボコボコに負け散らかし、時には試合開始間際まで人数がそろわない事もありました(試合中にメンバーチェンジができるルールは、この時くらいに忘れました)。そんなある日、いつものように「角打なかがわ」で堤さん、森野さんらと飲んでいる時、部の状態が悪いこともあり、『自分は退部しようと思っている』と告げました。詳しい事は忘れちゃいましたが、飲みながらだったこともあり、結局『みんなで頑張ろう(涙)』みたいな感じで一段落?しました(若)。それからも弱小バスケ同好会はぎりぎりの状態で存続していくのですが、毎年何人かの後輩が入部し(それでも鬼塚さんは相変わらずビデオ撮影に没頭‥‥)、元の部活動へと形を戻していきました。あの日「角打なかがわ」での出来事がなければ、大事なモノを失っていたでしょう‥‥、がきっとバイトと合コンに一生懸命な学生になっていたに違いありません(それはそれでアリでした)。
私はこの頃にキャプテンをしていたのですが、実はその頃の思い出は、しょっちゅう飲んだくれていた事くらいで、他に特筆すべきことはございません。割愛させていただきます(今回の原稿の趣旨に反してますかね)。
思い出のシーズン
ところで、私がバスケを一生懸命やったのは(試合中のみ)、実は、6位になった1年生の時と、「角打なかがわ」での仲間が引退した5年生の時だけかもしれません。5年生の時はデンタルin長崎で、久しぶりに決勝トーナメントに残る事ができました。同好会時代(笑)のメンバーでやるのは、あれが最後でしたから、勝った時の喜びもひとしおでした(今回これだけは声を大にして言いたい!)。しかし翌年自分が引退する時は、あまりやる気が起きなかったように思います。最後の試合中には、6年間で唯一、試合中に自分の意思でベンチに引っ込みました(この頃にはメンバーチェンジができるルールを再び思い出していました)。そして引退しました。
これが回想した私の6年間でしたが、「角打なかがわ」の仲間といっしょに遊びたかった‥‥、バスケを続けるには十分な理由だったかも‥‥と今でも思います。
医学部バスケ部の存在
さて、バスケを続けたもう一つの理由があるのですが、それは医学部バスケ部の存在でした。その当時西医体で優勝するような強豪チームでしたが、自分が引退するまでには一泡吹かせたい、と思っていましたから‥‥(一回くらいは練習で勝ったような気がするのですが)。いつも僕ら弱小同好会(笑)に大きな援助(酒)をいただき、現在の歯学部バスケ部があるのは、間違いなく医学部バスケ部の諸先輩方のおかげであります。今でも医師バスケ大会に、「角打なかがわ」などにお誘いいただき、公私でお世話になっています(感謝)。
なんかちょっといい話?で終わるのは嫌ですが、現役のみなさん、体がボロボロになるまで仲間とバスケをし、飲んだくれて下さい(顔面外傷なら面倒みます、それ以外は医学部の仲間に任せたら安心です)。そのうち体は癒えますから。

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