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G-10 廣松希実子 KUDBCを支えるもの

  • 執筆者の写真: 牟田 晃洋
    牟田 晃洋
  • 2019年3月21日
  • 読了時間: 4分

更新日:2019年7月27日

中学校では帰宅部、高校では弓道部に所属

走ったりすることが苦手で、運動とはほとんど縁のなかった自分が大学でバスケットをはじめることになるとは、入学前は考えてもみませんでした。でも、背が高いということで先輩にバスケ部に誘っていただき、バスケットボールにはまったく自信がなかったけれど、バスケ部の楽しそうな雰囲気に惹かれて入部しました。入部してからは、特に試合で活躍するようなことも自主練に打ち込むこともなく、ただなんとなく毎回の練習を楽しんで、バスケをさせてもらっていました。




わたしの描いたキャプテン像

そんな私が3回目のデンタルをむかえ、キャプテンに指名されました。

キャプテンに指名されたとき、私は自分にキャプテンが務まるのかとても不安でした。

歴代のキャプテンとは違って、スタメンでもないし、バスケの知識も全然ない・・・

でも、自分が今まで楽しく部活をしてこられたのは、先輩達が頑張って、部活を作ってくれたおかげだということに気づきました。今までのキャプテンのようにうまいプレーでチームをガンガン引っ張ることはできないかもしれないけど、みんながやる気を持って楽しくバスケができる部活をつくりたいと思って、私なりのやり方で私なりのキャプテンになろう!と思いました。

また、スタメンだった先輩達が3人もやめてしまったことも不安でした。私も含め、試合にほとんどでたことがない人がチームの半分以上でした。

まず、私は今年のチームの方針を、チーム全体の基礎力の向上にきめました。女子部は初心者ばかりなので下の学年はもちろん上の学年も基礎をしっかりすることで力がつくと思いました。シーズンの前半は、ボールを扱う時間は少し少なくなってしまったけれど、ストレッチ・フットワークによる体作り、体力づくり、正しいDFの姿勢、などに力をいれて練習しました。



攻めの姿勢

キャプテンになるまでちゃんとバスケの勉強をしてこなかったので、はじめは練習メニューを作ろうとしてもわからないことばかりでした。夏休みからバスケの本を読んで勉強しました。わからないところは先輩方や男子部の人に聞くと、みんな凄く丁寧に教えてくれたし、アドバイスもくれました。シーズンの最初は課題が多すぎて、練習でやらないといけないことがたくさんあってあせってしまったりもしたけど、そのときも同学年や先輩が相談にのってくれました。

春休みの強化練からはチームのDFと2対2、3対3に力を入れました。まず、1、2年生を始めとしてどんな動きをしたらいいのかを学び、次にその動きはなんのためなのか、どうやったらボールをもらえるかを考えながら練習するようにしました。また、1番DFを強くしたかったのと、OFでも、まず自分で攻めに行く!という強気な姿勢をチームにいれたかったので、1対1の練習もたくさん取り入れました。



新入部員を迎えて

4月に入ってからは、女子部待望の経験者の部員が入部したおかげもあり、練習がより実戦的なものになりました。

シーズンの前半でやってきたことが、いざ実戦的な練習やゲームになると全然できてなくてあせったりもするけど、まだまだうちのチームの力は伸ばせると思うので、デンタルまであと一ヶ月、みんなで頑張っていきたいです。


キャプテンになってからの自分自身の変化

キャプテンになって、部活について私の中で色々変わったなぁと思います。去年までと比べて、先輩後輩含めて、本当によく部活の人と話すようになりました。バスケでわからないことがあった時、自分の思ったプレーが出来た時、相手にこんなプレーがして欲しいと思ったとき・・・自分から話しかけにいくことが多くなったのも確かだけど、話しかけてもらう分も増えたなぁと思います。

キャプテンの仕事はとても大変そうだと思っていたけど、キャプテンになってから、今まで以上に部活が楽しくなったのは、いつも相談にのってくれたり、バスケについて熱く話してくれるみんなのおかげだと思います。本当にありがとうございます。


みんなで支え合ってのKUDBC

大学の部活で練習が週3回もあって、飲み会も毎週あって・・・というのは珍しいだろうし、条件的には少し厳しいかもしれません。それでもKUDBCにこんなにたくさんの部員がいて、今年で20周年を迎えるのは、たくさんの人と人とのつながりがみんなを支えているからだと私は思います。練習がきついときも励ましてくれる人がいるし、いいプレーをしたら一緒に喜んでくれる人がいるし、飲み会では一緒にばかみたいに騒げるひとがいる、卒業後も部活のことを気遣ってアドバイスをくれたり練習を見に来てくださる先輩がいる・・・そんな人同士の支えあいで、部活を楽しくつづけられるんだなぁと思います。


私の部活ができる時間ももう半分をすぎました。残りの時間を大切にして、これからもますます楽しく部活を頑張っていきたいと思います。




2005 五島アフターデンタル 帰りの集合写真



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