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G-11 西原(新井)由希 KUDBC30周年にあたり

  • 執筆者の写真: 牟田 晃洋
    牟田 晃洋
  • 2019年3月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年7月27日

KUDBCの創立30周年、心よりお祝い申し上げます。


「1つの組織を運営する」と言うこと

 私はちょうど10年前、創立20周年の年に女子部のキャプテンをさせていただいていました。20周年記念会の際はたくさんの先輩方にご参加いただき、様々な年代の先輩方と初めてお話しすることができ、緊張しながらもとても楽しかったことを覚えています。


 大学時代に部活に所属していて良かったと思うことはたくさんありますが、その中でも「1つの組織を運営する」という経験はとても貴重だったと思います。


 私がキャプテンの時は男女併せて30人ほどだったと思いますが、皆が部活に対する考えやモチベーションが様々である中で、「試合に勝つこと」や「デンタル決勝トーナメント進出」という1つの目標に向かって日々練習に取り組むというのは実はとても難しいことだと思います。大学時代は中高生と違って、成人してある程度の自由が与えられ始める時期ですから、勉強や部活以外にもバイトや趣味に時間を割くことも可能です。


 そんな中でKUDBCに所属することを選んだ部員のみんなが、どうしたら毎回の練習を楽しみながら充実させられるのかということを考えながらキャプテンの1年間を過ごした記憶があります。そのために一人一人をよく観察し、また悩みや意見をしっかり聞くように心がけていました(実際できていたのかはわかりませんが…)。


伝統と改革のバランス

 私はどちらかというと「変革派」タイプのキャプテンで、新しい練習や運営方法をどんどん取り入れたいと思っていたのですが、改革を急ぎすぎるあまり先輩方に苦言を呈されることも多々ありました。


 若くて青くてそれを受け入れることができず、悩んでいた時に同級生からの「改革も大事だけど温故知新っていうこともあるよ」という言葉に気づかされ、伝統と改革のバランスの重要性についても沢山考えた1年間でした。


 社会人になった現在でも、職場での人間関係の作り方や仕事へのアプローチ方法に、これらの経験は生かされているとしみじみ感じています。


伝統の上に自分たちのチーム作りを

 創立30年にもなると、KUDBCも私がいた頃とは色々変わっているだろうなと思います。部活を創っていくのはやはり現役部員の皆さんです。先輩方から受け継いだ「伝統」を傍らに、その時代に合った部活の運営をしていってほしいと願っています。


 今後のKUDBC のさらなる発展と繁栄を願って、お祝いの言葉とさせていただきます。




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