こんにちは。私、九州大学歯学部男子バスケットボール部28代目主将の今西俊喜と申します。九州大学歯学部バスケットボール部は、2019年をもちまして創部30周年を迎えました。これも創部から現在に至るまで部で活躍され、部を支えてくださったOB、OGの皆様、そして現在、部活に一生懸命取り組んでおられる現役部員皆様の努力の賜物であり、こうして創部30周年をお祝いできることを、心より感謝申し上げます。
成長できた一年
私が男子バスケットボール部の主将を務めたのは今から2年前で、男子部の部員15名、マネージャー4名で活動していました。デンタルの実績としてはベスト16止まりでいい結果を残せませんでしたが、主将という立場を経験して私自身大きく成長できた一年だったと感じています。このバスケ部で主将を任されるまで私は主将やリーダーという立場に立ったことがなく、人を引っ張ったり、チームをまとめたりということをしてこなかったので正直、最初に主将と言われた時にはかなり不安がありました。一方で、これも自分に先輩方から与えられた良い機会だと感じ、絶対にデンタルを良い成績で収めて、過去最高のチームだったと皆に言わせることができるようにしようと、自信をもってシーズンをスタートしました。
キャプテンとしての責務
練習や試合を重ねていくたびに、チームでうまくいかないことが見えてきたり、部員から不安や悩みを相談されることもあり、自分のチームをまとめることができないこと、そして人を上手く引っ張ることができないことへの不甲斐なさと無力さを身にしみて感じていました。しかしそんな時、同級生から「キャプテンは俊喜なんだから俊喜の思うようにやればいいし、自分の信じたことをやり通せば周りはついてくる。」と言われたときに、キャプテンはチームを支えているようにみえるがそれ以上にチームメイトから支えられているということを感じました。
先輩からの一言
最終的にデンタルでは良い実績を残せなかったのが悔しく、引退する先輩方にも申し訳ない気持ちばかりだったのですが、先輩方は「ありがとう。最高に楽しいシーズンだった。」と言って下さり、キャプテンをして良かったと感じるとともに一気に胸が撫で下ろされたのを今でも覚えています。キャプテンを通して、自分が周りの多くの人から支えられ、助けられているということを実感できた一年間でした。
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